税理士の仕事…

企業にとって欠かすことのできないものが経理です。企業のお金の動きを管理する経理部門は、どのような企業であっても無視することはできません。

IT化の進行によって、ソフトウェアを使って簡単に経理業務を処理することができるようになりましたが、それでもある程度の簿記の知識がなければソフトを有効に活用することができません。ソフトの扱い方についても、税理士による指導を受けることができます。

中小企業から大きな企業にまで発生する売掛金や買掛金などの記帳方法、経費の計算、領収書や請求書などの書き方なども税理士が教えてくれます。

最初に知っておかなければいけないことは、勘定科目です。この科目を間違ってしまうと、金額が合わなくなります。すべて簿記の基本となる知識でもあります。

税理士は、簿記の知識を持っていなければ試験に合格することができないものです。ハイレベルな勘定科目や仕訳方法なども熟知していますから、安心して尋ねることができるでしょう。

簿記の内容は簡単であるといっても良いものですが、勘定科目が増えてくるに従って、理解することが追いつかなくなっていきます。簿記検定の初級の段階であれば誰でも取得することができますが、2級や1級レベルとなるとかなり難しいものになります。それでもしっかり理解していないと、企業の業績にも悪影響が及びかねません。

正しい仕訳がなされていないと帳簿の数字が合わなくなりますから、税理士の経理指導を受けることも必要です。